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日本ジャンプ界を支えてきた原田雅彦選手が引退した。
まず、原田さんに一言申し上げたいと思います。
「本当にお疲れ様でした。また、本当にありがとうございました。」
原田さんは私の一つ上の年齢で37歳。
世界的にみても、この年齢で世界の舞台で戦っている選手はいない。
日ごろの努力、摂生の賜物だ。
トリノオリンピックでは良い結果が出せなかったが、大会会場でも選手村でも選手をしっかりとまとめ上げていた。まさに、チームリーダーだった。
私も現地トリノへでかけていたが、閉会式を待たず日本へ戻るフライトが、たまたま原田さんと同じ便であった。
飛行機に搭乗する前に「そろそろ自分の経験を講演などして語るのが責任だよ。」と原田さんに言った。
原田さんは「俺はいいよー。」と一言。人前で話すのは照れて、緊張してダメだそうだ。
その時には引退の話も一切なかったので、私としては続けるつもりだろうと思っていた。
先日の記者会見では、なにか吹っ切れた様子だった。未練は無いといったらウソになるだろう。
私も引退したときには、晴れ晴れとした気持ちと、自分からスキー競技がなくなるという恐怖感が
あった。
原田さんには、ひとまず心の整理をしていただき、自身の望む後進の指導に頑張っていただきたい
と思う。
原田さん、本当にありがとうございました。
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