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今回のイタリアでの仕事が、何度もデモによって予定通りにいかないことがあった。このデモとは、イタリアとフランスを結ぶ列車の線路建設反対のデモのようだ。彼らが高速道路上でデモ行動し、道路封鎖が相次いだ。オリンピックの準備を着々と進めているトリノでは、市内の建物や車が破壊された。そのひとつにオリンピックグッズショップがあるのだが、デモ隊はそのショップの壁や看板を破壊していった。デモ隊が通過したすぐ後そこへ行くと、平和のシンボルである五輪マークのバナーがめちゃくちゃに切られているのを見て、激しい憤りを覚えた。デモをするにも理由があるのはわかる。だれにも表現の自由があるが、物を破壊したり市民の生活に支障をきたす行動は許せない。社会にはルールがある。みんなスポーツマンシップの精神で生きているのだ。
オリンピックを迎えるトリノで、五輪精神が泣いていた。
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